2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

happy ending

欲張りな私はいつも不満を持つから 自分から不幸になっていたんだね なんてことない些細なことにも 激しく心揺り動かされて 今自分の周りにあるものを真っ直ぐ見つめてみよう そうすれば きっと今幸福で 怖いことなんかもうなくて 未来を夢見ることもできる…

運命を君は信じてる? それまでの何もかも全て 変えていってしまう様な 一瞬の出会い目が合った瞬間に気付く 触れ合って確信に変わる だけどそこで人は一度 足がすくむ頬を打つ風がリアルさを伝えてる これは幻なんかじゃないんだって そっとささやく届かな…

季節が変わる気配がした 夏の終わりから秋 そして冬がくる 日が昇るのが遅くなり 沈むのが早くなる 少しずつ 風が乾き始めて ベルベットのジャケットが恋しくなる そうやって何度も何度も この季節を生きた 目新しいことは特になくて また今年も繰り返してい…

memorial address

私がいるこの街 既に森は崩され 川は濁り 大気は淡くグレーに霞む こんな場所にも 虫の音響く 変わらない月が照らす 諦めずに生きて そんな声が そこかしこから聴こえてくる そう 決して諦めずに生きればいい 君たちが住む場所を追われ 絶望の果てに死んだな…

集束

何度しても 色々な方法を試みても 結局は同じ結末を迎えてしまう 何度も何度も やったのに α世界線から β世界線へ その入り口は どこにある

染まりゆく人に流され 青を渇望する

家族や友達、恋人への想い愛情があって優しさは生まれる 一人で生きているものにとっては優しさは必要ないもの 数千人、数万人の黒服を着た歯車に染められ、流され いつしか私も変わらない 不感な塊に 有機物でありながら無機物のように味気なく もしも願い…

台風の被害

姉の住むアパートは床上浸水 眠っていると水の音が聞こえ 床に手を触れると川が流れていたらしい 近所の人に救われ 今は実家に避難中父も母も無事とのことまさか台風でこんなことになるとは津波の恐怖が再来した

邪悪な声で叫んだら 背中の皮膚を破って 蝙蝠の翼が生えた 虚ろな目で 全てを嘲り 憎み 破滅の音が近づく