アマイカゲ

会いたい心はポッカリと浮かんで
空回る糸すっかりちぎれた
目を凝らし堪えきれぬほどの速さは掴めない 急速に足りない

噛みしめ味わった錯覚で全て 
感じ取る手一杯に満たす 
流れるあの場所へ 傷あわてて舐めて癒す
言葉は途切れたまま ひるんだ空を見たいのは アマイカ
音掴む手 肌に吸い付く感触は やりきれない切なさをも遠ざける
震えたあの言葉 影さえぎる 
肩越しに揺らいで見える風が 来る朝に涙見えても二人はたつ
見守った道通り過ぎるまで

思い焦がれて 探させずに居た夢のありか
音震わせ抱き合って感じるときを
爪の先まで夜は待ち遠しい
震えたあの言葉 影さえぎる 
肩越しに揺らいで見える風が 来る朝に涙見えても二人はたつ
見守った道通り過ぎるまで



この曲を聞くと

どこまで続いているのかもわからない

冷えた山道に居るような気持ちになる

人里離れ、民家もなく、あるのは一本の国道と山々

この先に何があるの

未知の世界へ続いている道に、冷えた秋の風が吹く

何処か遠いところで

偶然に巡り合えるだろうか

儚い期待と憂いが入り混じって

僕はいつもより強く煙草をふかす