a wall

目覚めの悪い朝から始まる


もう十分な事を教えられているのだと思い出す。
迷えば迷うほど視界は狭まり、いつしか目的地すら不明瞭に。
「冷たいよ」
と言われれば、それはあなたを向いていないからだと答え

「恐ろしいよ」
とかまえるならば、とるに足らない小さいことだと笑い飛ばそう。