2010-06-01 何者にもなれない ぼくは憧れとかが強いほうだ だから自分が何者にもなれなかったときに 墜ちる でもふと前を見ると そこには遠い昔 まだ僕が歩きかねていた頃の 両親がいて こっちまでおいでと 穏やかにぼくを呼ぶ 僕は何者にもなれない でもそれは 当然のことなんだと思い知らされる 僕は僕であり 他の誰かになるなんてのは 全くもって不可能だから