世界の果ての果て

こんなにも虚しい気持ちになるのなら


最初から知らないほうが良かった


そんな風に思ったことが


何度かある


でもそれはいつだって


遅すぎる嘆きで


感傷に浸る手段でしかない。


もう不要だと、切り捨てようとしているもの

本当に失われるその寸前に

どうしようもなく愛おしくなる

今日の空は、そんな迷いを誘い出す