2012-12-07 止めて 空しい時間を経た 大切なものが指のすき間から零れおちて 気づけば僕はもう変わっていた 君と笑い転げた頃がなんとも懐かしくて 手を伸ばしても届かなくて 喜びの意味を忘れる 君にあつかましく 一つ頼みが言えるなら 僕を止めて 方位磁石をなくした僕を まだ左胸で鳴り響くこの鐘の音を 君のその温かい手で 止めて