work

私はどうしてこんなに疲弊している






微笑みたいのに
顔の筋肉が引き攣る


拳を握りしめたいのに
腕に力が入らない


強く歩みたいのに
足が縺れて自立すらままならない



『もうやめようか』
『無理することないよ』




でももう少し
あと少し

なんて言ってる間に
私は



洗われて擦られて割かれて溶かされる
この世界を構成する従順な養分になる