Memories of someone

ぬるい潮風を肌に絡ませながら




夏の終わりの夕暮れに




私は一人、海岸にしゃがみこんでいました




まだまだ力強い夕陽に染まった




夏独特の夕焼けを眺めながら




夏の終わりに気付かぬふりをしていました




ほんのり小麦色に染まった肌




潮で少し痛んだ髪はオールアップのポニーテールに






囁くほどの声で、私は唄いました








『明日晴れたら君に会いにいこう』