生きているということ

もうずっと生きている実感がしない



今日も明日も輝かない




過去だけが尊い




過去には、今こそが全てと思える瞬間が確かにあった




私は生きていると実感していた





生きているということを



次に実感できるのは



私が死を意識し始めた時だろう



あるいは、もう一度



あの時のように







夢と現実の境界は曖昧で





私は飽和して使い物にならない感性を





大事に抱えて





恐らくは生きている