涙が止まらなかった。


ただ求めるばかり


どうしようもなく愛しくて


何度も何度もキスをした



10年という歳月の中で


僕は美しくなくなる


君もきっと僕の知らないところで



それでもこの思いは今も変わらず


美しいまま


これは愛か


執着か


どちらでも


純粋で強い思いは


美しい


涙があふれたのは


君の声が綺麗だったからでも


オーケストラの演奏が素晴らしかったからでもない


愛した君が


強く生きていることを


この目で耳で、感じられたから