許されないよ

絶対むりだ

一番大切だったものを

裏切る

純粋な信頼を

踏みにじる


それなのに君は

ほんの少しも汚れないから

もしかしたら

許してくれるんじゃないかなんて

考えが甘すぎる


本当は依存されないと立ってられないんじゃない

ただ決別の時を

遠い昔に逃した僕は

心の奥に横たわる共依存

息の根を止めたかった

どんな理由があっても

一番大切で何より純粋なものを

無茶苦茶に傷つけた罪は

許されない

だからこれからも

僕は一人で

時々目を閉じて

君の記憶を辿るよ